スワップ金利の利回り |
スワップ金利をわかりやすく理解するために、預金利息などと同じように年利回りで換算してみることにしましょう。また、スプレッドや手数料などのコストを回収するために必要な日数、あるいはレート変動をカバーするために必要な日数も計算してみましょう。例として、手数料無料で取引できる「マネーパートナーズ」の1月22日20時頃のレートをもとに計算します。マネーパートナーズは手数料無料ですから、コストはスプレッドのみです。
|
| 通貨 |
Bid |
Ask |
買いスワップ
(円/1万通貨単位) |
利回り
(年利%) |
コスト相当
(日) |
レート1円相当
(日) |
| USD/JPY |
106.87 |
106.90 |
75 |
2.561 |
4.00 |
133.3 |
| EUR/JPY |
154.47 |
154.51 |
152 |
3.591 |
2.63 |
65.8 |
| GBP/JPY |
211.34 |
211.42 |
282 |
4.869 |
2.84 |
35.5 |
| AUD/JPY |
97.06 |
97.11 |
152 |
5.713 |
3.29 |
65.8 |
| NZD/JPY |
84.89 |
84.97 |
168 |
7.217 |
4.76 |
59.5 |
| CAD/JPY |
107.10 |
107.18 |
96 |
3.269 |
8.33 |
104.2 |
| CHF/JPY |
98.04 |
98.12 |
46 |
1.711 |
17.39 |
217.4 |
| ZAR/JPY |
14.48 |
14.53 |
38 |
9.546 |
13.2 |
263.2 |
|
利回りは、レバレッジ1倍で各通貨ペアを購入した場合の年換算利回りです。スワップの金額だけではわかりにくかったのですが、南アフリカランド(ZAR)、ニュージーランドドル(NZD)、豪ドル(AUD)、英ポンド(GBP)、米ドル(USD)の順に高利回りであることがわかります。スワップ金利の利回りは、メジャー通貨の場合、二国間の金利差に近い値となります(参考:外為どっとコム・主要各国政策金利表)。なお、この利回りはレバレッジ1倍の場合ですから、レバレッジをかけると利回りはその分だけ高くなりますが、リスクも同様に高くなります。
ただ、マイナーな通貨ほど、売買に必要なコスト(スプレッド)が高くなります。さて、南アフリカランド(ZAR)やニュージーランドドル(NZD)は高利回りなのですが、通貨の変動リスクも高いため、安全を考えると大きなレバレッジをかけるわけにはいきません。
|
また、スワップ金利は外貨預金と比べて高利回りです。外国為替証拠金取引(FX)はいつでも決済できる=普通預金と同じですが、外貨預金だと満期時しかおろせない定期預金にしないと高い利回りが得られません。また、コスト分を回収するために必要な日数も異なります。例えば、米ドルの外貨預金の場合、コストはTTSとTTBの差ですから2円にもなります。仮に外貨預金の金利がスワップの利回りと同じと仮定しても、回収には267日もかかります。ですから、外貨預金をするなら、外国為替証拠金取引(FX)のスワップ金利を利用する方がずっとよいということになります。
外国為替証拠金取引(FX)を外貨預金代わりに利用する場合、レバレッジを1倍〜数倍にして、一時的にレートが低下(円高)になっても大丈夫なように(ロスカットにかからないように)する必要があります。そのためには、比較的高額の証拠金を外国為替証拠金取引(FX)業者に預託しておかなければなりません。しかし、業者にもしものことがあると証拠金が返ってこないことも考えられます。従って、外貨預金の代わりに外国為替証拠金取引(FX)を利用する場合は、コスト面よりも安全性を重視して、国内の信託保全業者を利用する方がいいと思われます。
また、業者によってスワップの額が異なりますので、スワップ金利一覧を参考に、コストが低く、スワップの有利な業者を選ぶ方がいいでしょう。
FX業者比較へ
安心の信託保全業者一覧へ
|