金融先物取引法 |
| 平成17年7月1日に改正・施行される金融先物取引法を抜粋して記載します。 |
| 第一章 総則 |
| (目的) |
| 第一条 | この法律は、国民経済の適切な運営及び委託者等の保護に資するため、金融先物取引所の制度を整備するとともに、金融先物取引業を行う者の業務の適正な運営を確保することにより、取引所金融先物取引等及び金融先物取引の受託等を公正かつ円滑にすることを目的とする。 |
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| (定義) |
| 第二条 | この法律において「金融先物取引」とは、取引所金融先物取引等又は店頭金融先物取引をいう。 |
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| 2 | この法律において「取引所金融先物取引」とは、金融先物取引所の開設する金融先物市場において金融先物取引所の定める基準及び方法に従い行う次に掲げる取引をいい、「取引所金融先物取引等」とは、取引所金融先物取引又は海外金融先物市場において行う取引所金融先物取引と類似の取引をいう。
| 一 | 当事者が将来の一定の時期において通貨等及びその対価の授受を約する売買取引であつて、当該売買の目的となつている通貨等の転売又は買戻しをしたときは差金の授受によつて決済することができる取引 |
| 二 | 当事者があらかじめ金融指標の数値として約定する数値(以下「約定数値」という。)と将来の一定の時期における現実の当該金融指標の数値の差に基づいて算出される金銭の授受を約する取引 |
| 三 | 当事者の一方の意思表示により当事者間において次に掲げる取引を成立させることができる権利(以下「金融オプション」という。)を相手方が当事者の一方に付与し、当事者の一方がこれに対して対価を支払うことを約する取引
| イ | 第一号に掲げる取引 |
| ロ | 前号に掲げる取引(これに準ずる取引で金融先物取引所の定めるものを含む。) |
| ハ | 通貨等の売買取引(イに掲げる取引に該当するものを除く。) |
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| 取引所金融先物取引には東京金融先物取引所の「くりっく365」などが相当します。 第一号は為替証拠金取引や通貨先物取引などを定義しています。なお、差金決済ではない受け渡しなどは金融先物取引に含まれません。 |
| 3 | この法律において「金融先物市場」とは、金融先物取引を行う市場をいい、「海外金融先物市場」とは、金融先物取引所の開設する金融先物市場に類似する外国に所在する市場をいう。 |
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| 4 | この法律において「店頭金融先物取引」とは、金融先物取引所の開設する金融先物市場及び海外金融先物市場によらないで行う次に掲げる取引(その内容等を勘案し、取引の当事者の保護のため支障を生ずることがないと認められるものとして政令で定めるものを除く。)をいう。
| 一 | 当事者が将来の一定の時期において通貨等(第八項第三号に掲げるものを除く。以下この号及び第三号ロにおいて同じ。)及びその対価の授受を約する売買取引であつて、当該売買の目的となつている通貨等の売戻し又は買戻しその他政令で定める行為をしたときは差金の授受によつて決済することができる取引 |
| 二 | 第二項第二号に掲げる取引 |
| 三 | 当事者の一方の意思表示により当事者間において次に掲げる取引を成立させることができる権利を相手方が当事者の一方に付与し、当事者の一方がこれに対して対価を支払うことを約する取引
| イ | 第一号又は前号に掲げる取引 |
| ロ | 通貨等の売買取引(イに掲げる取引に該当するものを除く。) |
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| 四 | 前三号に掲げる取引に類似する取引であつて、政令で定めるもの |
| 店頭金融先物取引には現在、一般に行われている外国為替証拠金取引などが相当します。また、施行令第一条で「預金等に組み込まれた金融先物取引」が店頭金融先物取引から除かれています。 第一号は為替証拠金取引や通貨先物取引などを定義しています。 |
| 5 | この法律において「金融先物会員制法人」とは、金融先物市場の開設を目的として第二章第二節第一款の規定に基づいて設立された会員組織の社団をいう。 |
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| 6 | この法律において「金融先物取引所」とは、次条の規定により内閣総理大臣の免許を受けて金融先物市場を開設する金融先物会員制法人又は株式会社をいう。 |
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| 7 | この法律において「金融先物取引所持株会社」とは、第三十四条の三十四第一項又は第三項ただし書の規定により内閣総理大臣の認可を受けた者をいう。 |
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| 8 | この法律において「通貨等」とは、次に掲げるものをいう。
| 一 | 通貨 |
| 二 | 有価証券、預金契約に基づく債権その他の政令で定めるもの(証券取引法(昭和二十三年法律第二十五号)第二条第二十項に規定する有価証券を除く。) |
| 三 | 前号に掲げるものについて、金融先物取引所が、取引所金融先物取引を円滑化するため、利率、償還期限その他の条件を標準化して設定した標準物 |
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| 9 | この法律において「金融指標」とは、通貨の価格若しくは前項第二号に掲げるものの価格若しくは利率又はこれらに基づいて算出した数値をいう。 |
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| 10 | この法律において「外国金融先物取引所」とは、第五十五条の二第一項の規定により内閣総理大臣の認可を受けた者をいう。 |
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| 11 | この法律において「金融先物取引の受託等」とは、次に掲げる行為をいう。
| 一 | 取引所金融先物取引等の委託を受け、又はその委託の媒介、取次ぎ若しくは代理を行う行為 |
| 二 | 次のいずれにも該当しない者(以下「一般顧客」という。)を相手方として店頭金融先物取引を行い、又は一般顧客のために店頭金融先物取引の媒介、取次ぎ若しくは代理を行う行為
| イ | 金融先物取引に関する専門的知識及び経験を有すると認められる者として内閣府令で定める者 |
| ロ | 資本の額が内閣府令で定める金額以上の株式会社 |
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| 取引所取引の全てと店頭取引のうち一般顧客を対象としたものが「金融先物取引の受託等」となります。 また、一般顧客から除かれる者について施行規則第一条に規定しています。 |
| 12 | この法律において「金融先物取引業」とは、金融先物取引の受託等を業として行うことをいい、「金融先物取引業者」とは、第五十六条の登録を受けて金融先物取引業を行う者をいう。 | 取引所取引の全てと店頭取引のうち一般顧客を対象とした「金融先物取引の受託等」を業として行う者は「金融先物取引業者」として第五十六条の登録を受ける必要があります。 |
| 13 | この法律において「委託者等」とは、金融先物取引業者に対し取引所金融先物取引等の委託をし、若しくはその委託の媒介、取次ぎ若しくは代理の申込みをした者、金融先物取引業者の行う店頭金融先物取引の相手方となつた一般顧客又は金融先物取引業者に店頭金融先物取引の媒介、取次ぎ若しくは代理の申込みをした一般顧客をいう。 |
| 14 | この法律において「金融先物債務引受業」とは、金融先物取引業者を相手方として、金融先物取引業者が行う対象取引(金融先物取引その他政令で定める取引をいう。)に基づく債務の引受けを業として行うことをいう。 |
| 15 | この法律において「金融先物清算機関」とは、第百十五条又は第百三十五条第一項の規定により内閣総理大臣の免許又は承認を受けた者をいう。 |
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| 第二章 金融先物取引所 |
| 第一節 総則 |
| 第三条〜第九条の六(省略) |
| 第二節 金融先物会員制法人及び金融先物市場を開設する株式会社 |
| 第九条の七〜第三十四条の五十二(省略) |
| 第三節 取引所金融先物取引等 |
| (運営目的) |
第三十四条の 五十三 | 金融先物取引所の開設する金融先物市場は、取引所金融先物取引を公正かつ円滑ならしめ、かつ、委託者の保護に資するよう運営されなければならない。 |
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| (取引所金融先物取引を行うことができる者) |
| 第三十五条 | 取引所金融先物取引は、当該金融先物市場を開設する金融先物取引所の会員等でなければ行うことができない。 |
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| 第三十五条の二〜第三十六条(省略) |
| (取引証拠金等の預託) |
| 第三十七条 | 金融先物取引所(その金融先物市場における取引所金融先物取引(内閣総理大臣の定めるものを除く。以下この条において同じ。)の全部又は一部に関し、他の金融先物清算機関に金融先物債務引受業等(金融先物債務引受業及び第百十九条第一項の業務をいう。以下同じ。)を行わせる旨を定款で定めた場合にあつては、当該取引所金融先物取引について金融先物債務引受業等を行う金融先物清算機関。第四項において同じ。)は、取引所金融先物取引について、内閣府令で定めるところにより、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める者から、取引証拠金の預託を受けなければならない。
| 一 | 会員等が自己の計算において取引所金融先物取引を行う場合又は会員等がその受託した取引所金融先物取引を第三項の規定に基づき委託証拠金の預託を受けて行う場合 当該会員等 |
| 二 | 会員等がその受託した取引所金融先物取引(会員等に対する取引所金融先物取引の委託の取次ぎを引き受けた者(以下この条において「取次者」という。)から受託した当該取引所金融先物取引(以下この条において「取次金融先物取引」という。)を除く。以下この号において同じ。)を行う場合(前号に掲げる場合を除く。) 当該取引所金融先物取引の委託者(会員等に対して取引所金融先物取引を委託した者であつて取次者でないものをいう。第三項において同じ。) |
| 三 | 会員等が、次項の規定に基づき取次証拠金の預託を受けている取次者から受託した取次金融先物取引を行う場合(第一号に掲げる場合を除く。) 当該取次者 |
| 四 | 会員等が取次金融先物取引を行う場合(第一号及び前号に掲げる場合を除く。) 当該取次金融先物取引の委託の取次ぎの申込みをした者(以下この条において「申込者」という。) |
| (施行規則第五条) |
| 2 | 取次者は、取引所金融先物取引の委託の取次ぎの引受けについて、内閣府令で定めるところにより、申込者をして、当該取次者に取次証拠金を預託させることができる。 |
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| 3 | 会員等は、取引所金融先物取引の受託について、内閣府令で定めるところにより、委託者又は取次者(当該取引所金融先物取引が、前項の規定に基づく取次証拠金の預託を申込者から受けていない取次者から受託した取次金融先物取引である場合にあつては、申込者)をして、当該会員等に委託証拠金を預託させることができる。 |
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| 4 | 金融先物取引所は、内閣府令で定めるところにより、第一項の規定に基づき預託を受けた取引証拠金を管理しなければならない。 |
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| 5 | 第一項の取引証拠金、第二項の取次証拠金及び第三項の委託証拠金は、内閣府令で定めるところにより、有価証券その他内閣府令で定めるものをもつて充てることができる。 |
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| 第三十八条〜第四十一条(省略) |
| (総取引高及び成立した対価の額等の通知等) |
| 第四十二条 | 金融先物取引所は、内閣府令で定めるところにより、取引所金融先物取引について、その取引対象通貨等の期限別に、毎日の総取引高、毎日の最高、最低及び最終の成立した対価の額、約定数値その他の事項を速やかにその会員等に通知し、公表しなければならない。 |
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| (相場等の報告等) |
| 第四十三条 | 金融先物取引所は、内閣府令で定めるところにより、毎日の当該金融先物取引所の開設する金融先物市場における相場その他の事項を遅滞なく内閣総理大臣に報告しなければならない。 |
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| 2 | 金融先物取引所は、当該金融先物取引所の開設する金融先物市場における一の会員等の自己の計算による取引所金融先物取引であつて決済を結了していないものの件数が内閣府令で定める件数を超えることとなつた場合その他当該金融先物市場における取引所金融先物取引の状況が内閣府令で定める要件に該当することとなつた場合には、内閣府令で定めるところにより、遅滞なく、その旨を内閣総理大臣に報告しなければならない。 |
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| (仮装取引等の禁止) |
| 第四十四条 | 何人も、取引所金融先物取引に関し、次に掲げる行為をしてはならない。
| 一 | 仮装の取引所金融先物取引をすること。 |
| 二 | 自己のする取引所金融先物取引の申込みと同時期に、それと同一の対価の額又は約定数値において、当該取引所金融先物取引を成立させることのできる申込みを他人がすることをあらかじめその者と通謀の上、当該自己のする取引所金融先物取引の申込みをすること。 |
| 三 | 単独で又は他人と共同して、取引所金融先物取引を誘引する目的をもつて、当該取引所金融先物取引が繁盛であると誤解させるべき一連の取引所金融先物取引又は当該取引所金融先物取引の相場を変動させるべき一連の取引所金融先物取引をすること。 |
| 四 | 前三号に掲げる行為の委託又は受託をすること。 |
| 五 | 取引所金融先物取引を誘引する目的をもつて、当該取引所金融先物取引の相場が自己又は他人の市場操作によつて変動するべき旨を流布すること。 |
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| (無免許開設金融先物市場における取引の禁止) |
| 第四十四条の二 | 何人も、第三条の規定に違反して開設される金融先物市場において金融先物取引をしてはならない。 |
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| 第四十四条の三 | 何人も、金融先物取引業者、銀行、証券取引法第二条第九項に規定する証券会社その他の政令で定める者(金融先物取引所の会員等に限る。)が一方の当事者となる場合を除き、金融先物取引所の開設する金融先物市場によらないで、当該金融先物市場における相場を利用して行う差金の授受を目的とする行為をしてはならない。 |
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| 2 | 第四十四条(第一号、第三号及び第五号に限る。)の規定は、金融先物取引所の開設する金融先物市場によらないで、当該金融先物市場における相場を利用して行う差金の授受を目的とする行為について準用する。この場合において、同条第一号中「取引所金融先物取引」とあるのは「相場利用行為(金融先物取引所の開設する金融先物市場によらないで、当該金融先物市場における相場を利用して行う差金の授受を目的とする行為をいう。以下この条において同じ。)」と、同条第三号中「取引所金融先物取引を誘引する目的をもつて、当該取引所金融先物取引が繁盛であると誤解させるべき一連の取引所金融先物取引又は当該取引所金融先物取引の相場を変動させるべき一連の取引所金融先物取引」とあるのは「相場利用行為を誘引する目的をもつて、当該相場利用行為が繁盛であると誤解させるべき一連の相場利用行為又は取引所金融先物取引の相場を変動させるべき一連の相場利用行為」と、同条第五号中「取引所金融先物取引を誘引する目的をもつて、当該取引所金融先物取引」とあるのは「相場利用行為を誘引する目的をもつて、取引所金融先物取引」と読み替えるものとする。 |
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| (会員等の取引の制限) |
| 第四十五条 | 内閣総理大臣は、金融先物取引所が開設する金融先物市場において、過当な件数の取引が行われ若しくは行われるおそれがあり、又は不当な相場が形成され若しくは形成されるおそれがある場合において、当該金融先物市場における秩序を維持し、かつ、公益又は委託者の保護のため必要があると認めるときは、会員等に対し、取引所金融先物取引又はその受託を制限することができる。 |
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| (取引所金融先物取引の停止の場合の残務の結了) |
| 第四十六条 | 第三十五条の五の規定は、会員等の取引所金融先物取引がこの法律又は金融先物取引所の定款の定めるところにより停止された場合について準用する。 |
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| (のみ行為の禁止) |
| 第四十七条 | 取引所金融先物取引の委託を受けた会員等又は取引所金融先物取引の委託の媒介、取次ぎ若しくは代理を引き受けた者は、金融先物取引所の開設する金融先物市場においてその受けた委託に係る申込みをせず、又はその引き受けた委託の媒介、取次ぎ若しくは代理をしないで、自己がその相手方となつて取引を成立させてはならない。 |
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| (受託契約準則及びその記載事項) |
| 第四十八条 | 会員等は、取引所金融先物取引の受託については、金融先物取引所の定める受託契約準則によらなければならない。 |
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| 2 | 金融先物取引所は、その受託契約準則において、次に掲げる事項に関する細則を定めなければならない。
| 一 | 取引所金融先物取引の受託の条件 |
| 二 | 決済の方法 |
| 三 | 委託証拠金の料率及び預託の方法 |
| 四 | 前三号に掲げるもののほか、取引所金融先物取引の受託に関し必要な事項 |
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| 第五節 金融先物取引所の解散等 |
| 第四十八条の二〜第五十条(省略) |
| 第六節 監督 |
| 第五十一条〜第五十五条(省略) |
| 第三章 外国金融先物取引所 |
| 第一節 総則 |
| 第五十五条の二〜第五十五条の六(省略) |
| 第二節 監督 |
| 第五十五条の七〜第五十五条の十二(省略) |
| 第四章 金融先物取引業 |
| 第一節 登録 |
| (登録) |
| 第五十六条 | 金融先物取引業は、内閣総理大臣の登録を受けた次に掲げる者でなければ、行うことができない。
| 一 | 株式会社又は外国の法令に準拠して設立された株式会社と同種類の法人で国内に営業所を有するもの |
| 二 | 銀行法(昭和五十六年法律第五十九号)第四条第一項の免許を受けた同法第四十七条第一項に規定する外国銀行(前号に該当する者を除く。) |
| 三 | 協同組織金融機関の優先出資に関する法律(平成五年法律第四十四号)第二条第一項に規定する協同組織金融機関(以下「協同組織金融機関」という。) |
| 四 | 保険業法(平成七年法律第百五号)第二条第五項に規定する相互会社(次条第一項第二号において「相互会社」という。)又は同法第二条第七項に規定する外国保険会社等(法人である者に限る。以下「外国保険会社等」という。)で第一号に該当する者以外のもの |
| 第二条第十一項の「金融先物取引の受託等」を業として行うためには、「金融先物取引業者」として登録を受けなければなりません。 |
| (登録の申請) |
| 第五十七条 | 前条の登録を受けようとする者は、次に掲げる事項を記載した登録申請書を内閣総理大臣に提出しなければならない。
| 一 | 商号又は名称 |
| 二 | 資本の額又は出資の総額(相互会社にあつては、基金の総額。第五十九条第一項第二号において同じ。) |
| 三 | 役員(理事、取締役、執行役、監事、監査役又はこれらに準ずる者をいい、外国法人にあつては、国内における代表者を含む。以下この章(第七節を除く。)において同じ。)の氏名 |
| 四 | 営業所又は事務所の名称及び所在地 |
| 五 | 他に事業を行つているときは、その事業の種類 |
| 六 | その他内閣府令で定める事項 |
| (施行規則第十条) |
| 2 | 前項の登録申請書には、次に掲げる書類を添付しなければならない。
| 一 | 第五十九条第一項第一号から第七号まで及び第九号から第十二号までに該当しないことを誓約する書面 |
| 二 | 損失の危険の管理方法、業務分掌の方法その他の業務の内容及び方法として内閣府令で定めるものを記載した書類 |
| 三 | 前二号に掲げるもののほか、定款、貸借対照表、損益計算書その他内閣府令で定める書類 |
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| 3 | 前項第三号の場合において、定款若しくは貸借対照表が電磁的記録で作成されているとき、又は損益計算書について書面に代えて電磁的記録の作成がされているときは、書類に代えて電磁的記録(内閣府令で定めるものに限る。)を添付することができる。 |
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| (登録簿への登録) |
| 第五十八条 | 内閣総理大臣は、第五十六条の登録の申請があつた場合においては、次条第一項の規定により登録を拒否する場合を除くほか、次に掲げる事項を金融先物取引業者登録簿に登録しなければならない。
| 一 | 前条第一項各号に掲げる事項 |
| 二 | 登録年月日及び登録番号 |
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| 2 | 内閣総理大臣は、前項の規定による登録をしたときは、遅滞なく、その旨を登録申請者に通知しなければならない。 |
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| 3 | 内閣総理大臣は、金融先物取引業者登録簿を公衆の縦覧に供しなければならない。 |
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| (登録の拒否) |
| 第五十九条 | 内閣総理大臣は、登録申請者が次の各号のいずれかに該当するとき、又は登録申請書若しくはこれに添付すべき書類若しくは電磁的記録のうちに虚偽の記載若しくは記録があり、若しくは重要な事実の記載若しくは記録が欠けているときは、その登録を拒否しなければならない。
| 一 | 第五十六条各号のいずれにも該当しない者 |
| 二 | 資本の額又は出資の総額が、公益又は委託者等の保護のため必要かつ適当なものとして政令で定める金額に満たない法人 |
| 三 | 純財産額(内閣府令で定めるところにより、資産の合計金額から負債の合計金額を控除して算出した額をいう。)が前号に規定する金額に満たない法人 |
| 四 | 第八十二条第一項の規定に準じて算出した比率が百二十パーセントを下回る法人(銀行、協同組織金融機関、保険会社及び外国保険会社等を除く。) |
| 五 | 他の金融先物取引業者が現に用いている商号若しくは名称と同一の商号若しくは名称又は他の金融先物取引業者と誤認されるおそれのある商号若しくは名称を用いようとする法人 |
| 六 | 第十九条第二号又は第四号のいずれかに該当する法人 |
| 七 | この法律、商工組合中央金庫法(昭和十一年法律第十四号)、農業協同組合法(昭和二十二年法律第百三十二号)、証券取引法、水産業協同組合法(昭和二十三年法律第二百四十二号)、中小企業等協同組合法(昭和二十四年法律第百八十一号)、協同組合による金融事業に関する法律(昭和二十四年法律第百八十三号)、商品取引所法(昭和二十五年法律第二百三十九号)、投資信託及び投資法人に関する法律(昭和二十六年法律第百九十八号)、信用金庫法(昭和二十六年法律第二百三十八号)、長期信用銀行法(昭和二十七年法律第百八十七号)、労働金庫法(昭和二十八年法律第二百二十七号)、出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(昭和二十九年法律第百九十五号)、外国証券業者に関する法律(昭和四十六年法律第五号)、銀行法、海外商品市場における先物取引の受託等に関する法律(昭和五十七年法律第六十五号)、貸金業の規制等に関する法律(昭和五十八年法律第三十二号)、特定商品等の預託等取引契約に関する法律(昭和六十一年法律第六十二号)、有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律(昭和六十一年法律第七十四号)、抵当証券業の規制等に関する法律(昭和六十二年法律第百十四号)、商品投資に係る事業の規制に関する法律(平成三年法律第六十六号)、不動産特定共同事業法(平成六年法律第七十七号)、保険業法若しくは農林中央金庫法(平成十三年法律第九十三号)又はこれらに相当する外国の法令の規定に違反し、罰金の刑(これに相当する外国の法令による刑を含む。)に処せられ、その刑の執行を終わり、又はその刑の執行を受けることがなくなつた日から五年を経過しない法人 |
| 八 | 他に行つている事業が第六十五条第一項に規定する業務に該当せず、かつ、当該事業を行うことが公益に反すると認められる法人又は当該事業に係る損失の危険の管理が困難であるために委託者等の保護に支障を生ずると認められる法人 |
| 九 | 役員(相談役、顧問その他いかなる名称を有する者であるかを問わず、登録申請者に対し理事、取締役、執行役又はこれらに準ずる者と同等以上の支配力を有するものと認められる者を含む。)のうちに、次のいずれかに該当する者のある法人
| イ | 第十九条第五号イからハまで又はホからリまでのいずれかに該当する者 |
| ロ | 第七号に規定する法律の規定若しくは暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成三年法律第七十七号)の規定(同法第三十一条第七項の規定を除く。)若しくはこれらに相当する外国の法令の規定に違反し、又は刑法(明治四十年法律第四十五号)若しくは暴力行為等処罰に関する法律(大正十五年法律第六十号)の罪を犯し、罰金の刑(これに相当する外国の法令による刑を含む。)に処せられ、その刑の執行を終わり、又はその刑の執行を受けることがなくなつた日から五年を経過しない者 |
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| 十 | 個人である主要株主(登録申請者が持株会社(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和二十二年法律第五十四号)第九条第五項第一号に規定する持株会社をいう。以下同じ。)の子法人であるときは、当該持株会社の主要株主を含む。次号において同じ。)のうちに次のいずれかに該当する者のある法人(外国法人を除く。)
| イ | 成年被後見人若しくは被保佐人又は外国の法令上これらと同様に取り扱われている者であつて、その法定代理人が前号イ又はロのいずれかに該当するもの |
| ロ | 第十九条第五号ロ、ハ若しくはホからリまで又は前号ロのいずれかに該当する者 |
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| 十一 | 法人である主要株主のうちに次のいずれかに該当する者のある法人(外国法人を除く。)
| イ | 第十九条第二号又は第四号のいずれかに該当する者 |
| ロ | 第七号に規定する法律の規定又はこれらに相当する外国の法令の規定に違反し、罰金の刑(これに相当する外国の法令による刑を含む。)に処せられ、その刑の執行を終わり、又はその刑の執行を受けることがなくなつた日から五年を経過しない者 |
| ハ | 法人を代表する役員のうちに第九号イ又はロのいずれかに該当する者のある者 |
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| 十二 | 主要株主に準ずる者が金融先物取引業の健全かつ適切な運営に支障を及ぼすおそれがない者であることについて、外国の当局(外国金融先物規制当局その他政令で定める外国の法令を執行する当局をいう。)による確認が行われていない外国法人 |
| 十三 | 金融先物取引業を適確に遂行するに足りる人的構成を有しない法人 |
| 金融先物取引業者としてふさわしくない業者は登録を拒否されます。 第二号の「資本の額又は出資の総額」および第三号の「純財産額」は施行令第九条により五千万円となっています。 |
| 2 | 前項第十号から第十二号までの「主要株主」とは、法人の総株主又は総出資者の議決権(株式会社又は有限会社にあつては、商法第二百十一条ノ二第四項に規定する種類の株式又は持分に係る議決権を除き、同条第五項の規定により議決権を有するものとみなされる株式又は持分に係る議決権を含む。以下この章において同じ。)の百分の二十(法人の財務及び事業の方針の決定に対して重要な影響を与えることが推測される事実として内閣府令で定める事実がある場合には、百分の十五)以上の数の議決権(保有の態様その他の事情を勘案して内閣府令で定めるものを除く。第四項及び第六十一条第一項において「対象議決権」という。)を保有している者をいう。 |
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| 3 | 第一項第十号の「子法人」とは、会社がその総株主又は総出資者の議決権の過半数を保有する他の法人をいう。この場合において、会社及びその一若しくは二以上の子法人又は当該会社の一若しくは二以上の子法人がその総株主又は総出資者の議決権の過半数を保有する他の法人は、当該会社の子法人とみなす。 |
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| 4 | 次の各号に掲げる場合における第二項の規定の適用については、当該各号に定める対象議決権は、これを保有しているものとみなす。
| 一 | 金銭の信託契約その他の契約又は法律の規定に基づき、法人の対象議決権を行使することができる権限又は当該議決権の行使について指図を行うことができる権限を有する場合当該対象議決権 |
| 二 | 株式の所有関係、親族関係その他の政令で定める特別の関係にある者が法人の対象議決権を保有する場合当該特別の関係にある者が保有する当該対象議決権 |
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| 5 | 第二項及び前項の規定の適用に関し必要な事項は、政令で定める。 |
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| 6 | 内閣総理大臣は、第一項の規定により登録を拒否したときは、遅滞なく、その理由を示して、その旨を登録申請者に通知しなければならない。 |
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| (変更の届出) |
| 第六十条 | 金融先物取引業者は、第五十七条第一項各号に掲げる事項に変更があつたときは、その日から二週間以内に、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。 |
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| 2 | 内閣総理大臣は、前項の規定による届出を受理したときは、届出があつた事項を金融先物取引業者登録簿に登録しなければならない。 |
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| 3 | 金融先物取引業者は、第五十七条第二項第二号に掲げる書類に記載した業務の内容又は方法について変更があつたときは、内閣府令で定めるところにより、遅滞なく、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。 |
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| 第二節 主要株主 |
| 第六十一条〜第六十四条(省略) |
| 第三節 業務 |
| (兼業の制限) |
| 第六十五条 | 金融先物取引業者は、金融先物取引業のほか、次に掲げる業務を行うことができる。
| 一 | 銀行法第十条(第二項第十三号を除く。)、第十一条及び第十二条に規定する銀行の業務 |
| 二 | 長期信用銀行法第六条(第三項第十号を除く。)及び第六条の二に規定する長期信用銀行の業務 |
| 三 | 証券取引法第三十四条第一項及び第二項(第三号を除く。)に規定する証券会社の業務又は外国証券業者に関する法律第十四条第一項において準用する証券取引法第三十四条第一項及び第二項(第三号を除く。)に規定する外国証券会社の業務 |
| 四 | 農林中央金庫法第五十四条(第四項第十五号を除く。)に規定する農林中央金庫の業務 |
| 五 | 商工組合中央金庫法第二十八条(第一項第十六号を除く。)、第二十八条ノ三から第二十八条ノ七まで及び第三十条に規定する商工組合中央金庫の業務 |
| 六 | 中小企業等協同組合法第九条の八(第二項第十六号を除く。)に規定する信用協同組合の業務又は同法第九条の九に規定する協同組合連合会の業務(同条第五項第一号に掲げる事業(同法第九条の八第二項第十六号に掲げる事業に限る。)を除く。) |
| 七 | 信用金庫法第五十三条(第三項第十二号を除く。)に規定する信用金庫の業務又は同法第五十四条(第四項第十二号を除く。)に規定する信用金庫連合会の業務 |
| 八 | 労働金庫法第五十八条(第二項第十七号を除く。)に規定する労働金庫の業務又は同法第五十八条の二(第一項第十五号を除く。)に規定する労働金庫連合会の業務 |
| 九 | 農業協同組合法第十条(第六項第十二号を除く。)に規定する農業協同組合又は農業協同組合連合会の業務 |
| 十 | 水産業協同組合法第十一条(第三項第十一号を除く。)に規定する漁業協同組合の業務、同法第八十七条(第四項第十一号を除く。)に規定する漁業協同組合連合会の業務、同法第九十三条(第二項第十一号を除く。)に規定する水産加工業協同組合の業務又は同法第九十七条(第三項第十一号を除く。)に規定する水産加工業協同組合連合会の業務 |
| 十一 | 保険業法第九十七条、第九十八条(第一項第七号を除く。)、第九十九条及び第百条に規定する保険会社の業務又は同法第百九十九条において準用する同法第九十七条、第九十八条(第一項第七号を除く。)、第九十九条第一項、第二項及び第四項から第六項まで並びに第百条に規定する外国保険会社等の業務 |
| 十二 | 商品取引所法第二条第十七項に規定する商品取引受託業務 |
| 十三 | 前各号に掲げるもののほか、政令で定める業務 |
| 第十三号の「政令で定める業務」として、施行令第十二条に「投資顧問業」などが定められています。 |
| 2 | 金融先物取引業者は、前項の規定により行う業務のほか、内閣総理大臣の承認を受けた業務を行うことができる。 |
|
| 3 | 内閣総理大臣は、前項の承認の申請があつた場合には、当該申請に係る業務を行うことが公益に反すると認められるとき、又は当該業務に係る損失の危険の管理が困難であるために委託者等の保護に支障が生ずると認められるときに限り、承認しないことができる。 |
|
| 4 | 金融先物取引業者は、第二項の規定により承認を受けた業務を廃止したときは、遅滞なく、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。 |
|
| 5 | 金融先物取引業者は、第一項及び第二項の規定により行う業務のほか、他の業務を行うことができない。 |
|
| 6 | 第五十七条第一項の登録申請書に申請者が第一項の規定により行う業務以外の業務を行う旨の記載がある場合において、当該申請者が当該登録を受けたときには、当該業務を行うことにつき第二項の承認を受けたものとみなす。 |
|
| (標識の掲示) |
| 第六十六条 | 金融先物取引業者は、営業所又は事務所ごとに、公衆の見やすい場所に、内閣府令で定める様式の標識を掲示しなければならない。 |
|
| 2 | 金融先物取引業者以外の者は、前項の標識又はこれに類似する標識を掲示してはならない。 |
|
| (名義貸しの禁止) |
| 第六十七条 | 金融先物取引業者は、自己の名義をもつて、他人に金融先物取引業を行わせてはならない。 |
|
| (広告において表示すべき事項) |
| 第六十八条 | 金融先物取引業者は、その行う金融先物取引業の内容について広告をするときは、内閣府令で定めるところにより、次に掲げる事項を表示しなければならない。
| 一 | 金融先物取引業者の商号又は名称及び登録番号 |
| 二 | 金融先物取引の受託等について顧客から手数料を徴収する場合にあつては、その手数料の料率又は額 |
| 三 | 顧客が行う金融先物取引(第二条第二項第三号に掲げる取引にあつては金融オプションを行使することにより成立する同号イからハまでに掲げる取引をいい、同条第四項第三号に掲げる取引にあつては同号の権利を行使することにより成立する同号イ及びロに掲げる取引をいう。)の額(取引の対価の額又は約定数値に、その取引の件数又は数量を乗じて得た額をいう。)が、その取引について顧客が預託すべき委託証拠金その他の保証金の額に比して大きい旨 |
| 四 | 顧客が行う金融先物取引について、通貨等の価格又は金融指標の数値の変動により損失が生ずることとなるおそれがあり、かつ、当該損失の額が委託証拠金その他の保証金の額を上回ることとなるおそれがある旨 |
| 五 | 前各号に掲げるもののほか、金融先物取引業の内容に関する事項であつて、顧客の判断に影響を及ぼすこととなる重要なものとして政令で定めるもの |
| 広告を行う場合、この法律で定められたリスク開示を行う必要があります。 (施行令第十三条・施行規則第十七条の二・施行規則第十七条の三) |
| (著しく事実に相違する表示等の禁止) |
| 第六十九条 | 金融先物取引業者は、その行う金融先物取引業に関して広告をするときは、金融先物取引による利益の見込みその他内閣府令で定める事項について、著しく事実に相違する表示をし、又は著しく人を誤認させるような表示をしてはならない。 | 「必ず儲かる、損はしません」のような表示はできません。 (施行規則第十八条) |
| (契約締結前の書面の交付) |
| 第七十条 | 金融先物取引業者は、金融先物取引の受託等を内容とする契約(以下「受託契約等」という。)を締結しようとするときは、内閣府令で定めるところにより、あらかじめ、顧客(銀行その他の内閣府令で定める者を除く。)に対し、受託契約等の概要、第六十八条各号に掲げる事項その他の内閣府令で定める事項を記載した書面を交付して説明しなければならない。ただし、当該受託契約等の締結前内閣府令で定める期間内に当該顧客に当該書面を交付して説明した場合には、この限りでない。 | 契約締結前には書面を交付しなくてはいけません。 (施行規則第十九条) |
| 2 | 金融先物取引業者は、前項の規定による書面の交付に代えて、政令で定めるところにより、当該顧客の承諾を得て、当該書面に記載すべき事項を電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法であつて内閣府令で定めるものにより提供することができる。この場合において、当該金融先物取引業者は、当該書面を交付したものとみなす。 | 承諾を得て、電子交付(ホームページ上など)を行うことができます。 |
| (成立した取引に係る書面の交付) |
| 第七十一条 | 金融先物取引業者は、受託契約等に係る金融先物取引が成立したときは、委託者等に対し、遅滞なく、成立した金融先物取引の対価の額又は約定数値及び件数又は数量並びにその成立の日付その他内閣府令で定める事項についての内容を明らかにする書面を交付しなければならない。ただし、当該金融先物取引に係る契約の内容その他の事情を勘案し、当該書面を委託者等に交付しなくても公益又は委託者等の保護のため支障を生ずることがないと認められるものとして内閣府令で定めるものは、この限りでない。 | 取引が成立するごとにその内容を明らかにした書面を交付しなくてはいけません。 (施行規則第二十条) |
| 2 | 前条第二項の規定は、前項の規定による書面の交付について準用する。この場合において、同条第二項中「顧客」とあるのは、「委託者等」と読み替えるものとする。 | 承諾を得て、電子交付を行うことができます。 |
| (委託証拠金等の受領に係る書面の交付) |
| 第七十二条 | 金融先物取引業者は、その行う金融先物取引業に関して委託証拠金その他の保証金を受領したときは、委託者等に対し、直ちに、内閣府令で定めるところにより、その旨を記載した書面を交付しなければならない。 | 証拠金を受領したらその旨を記載した書面を交付しなくてはいけません。(施行規則第二十一条) |
| 2 | 第七十条第二項の規定は、前項の規定による書面の交付について準用する。この場合において、同条第二項中「顧客」とあるのは、「委託者等」と読み替えるものとする。 | 承諾を得て、電子交付を行うことができます。 |
| (取引態様の事前明示義務) |
| 第七十三条 | 金融先物取引業者は、その行う金融先物取引業に関して委託者等から金融先物取引に関する注文を受けたときは、あらかじめ、当該委託者等に対し自己がその相手方となつて当該取引を成立させるか、又は媒介し、取次ぎし、若しくは代理して当該取引を成立させるかの別を明らかにしなければならない。 | 相対取引(PRC)なのか、相対取引の媒介(IB)なのか、取引所への取り次ぎなのか、明らかにする必要があります。 |
| (自己契約の禁止) |
| 第七十四条 | 金融先物取引業者は、その行う金融先物取引業に関し、同一の金融先物取引について、その本人となると同時に、その相手方の取次ぎをする者又は代理人となることができない。 |
|
| (委託者等に対する誠実義務) |
| 第七十五条 | 金融先物取引業者並びにその役員及び使用人は、委託者等に対して誠実かつ公正に、その業務を遂行しなければならない。 |
|
| (禁止行為) |
| 第七十六条 | 金融先物取引業者は、次に掲げる行為をしてはならない。ただし、第三号及び第四号に掲げる行為にあつては、顧客の保護に欠け、取引の公正を害し、又は金融先物取引業の信用を失墜させるおそれのないものとして内閣府令で定めるものを除く。
| 一 | 顧客に対し、利益を生ずることが確実であると誤解させるべき断定的判断を提供して受託契約等の締結を勧誘すること。 |
| 二 | 顧客に対し、損失の全部若しくは一部を負担することを約し、又は利益を保証して、受託契約等の締結を勧誘すること。 |
| 三 | 取引の件数又は数量、対価の額又は約定数値その他の内閣府令で定める事項について、顧客の同意を得ないで定めることができることを内容とする受託契約等を締結すること。 |
| 四 | 受託契約等の締結の勧誘の要請をしていない一般顧客に対し、訪問し又は電話をかけて、受託契約等の締結を勧誘すること。 |
| 五 | 受託契約等の締結の勧誘を受けた顧客が当該受託契約等を締結しない旨の意思(当該勧誘を引き続き受けることを希望しない旨の意思を含む。)を表示したにもかかわらず、当該勧誘を継続すること。 |
| 六 | 受託契約等を締結しないで、金融先物取引の受託等をし、顧客を威迫することによりその追認を求めること。 |
| 七 | 受託契約等に基づく金融先物取引の受託等をすることその他の当該受託契約等に基づく債務の全部又は一部の履行を拒否し、又は不当に遅延させること。 |
| 八 | 受託契約等に基づく委託者等の計算に属する金銭、有価証券その他の財産又は委託証拠金その他の保証金を虚偽の相場を利用することその他不正の手段により取得すること。 |
| 九 | 前各号に掲げるもののほか、金融先物取引の受託等に関する行為であつて、委託者等の保護に欠け、又は金融先物取引の受託等の公正を害するものとして内閣府令で定めるものを行うこと。 |
| 不適切な勧誘は禁止されています。第三号の適用除外は施行規則第二十三条第一項に、第三号の顧客の同意が必要な事項は施行規則第二十四条に規定されています。第四号は勧誘の要請をしていない顧客に対する訪問又は電話による勧誘(不招請勧誘)を禁止するもので、例外は施行規則第二十三条第六項に規定されています。第九号の禁止行為は施行規則第二十五条に規定されています。 |
| (適合性の原則等) |
| 第七十七条 | 金融先物取引業者は、業務の状況が次の各号のいずれかに該当することのないように、業務を行わなければならない。
| 一 | 顧客の知識、経験及び財産の状況に照らして不適当と認められる受託契約等の締結の勧誘を行つて顧客の保護に欠けることとなつており、又は欠けることとなるおそれがあること。 |
| 二 | 前号に掲げるもののほか、業務の状況が公益に反し、又は委託者等の保護に支障を生ずるおそれがあるものとして内閣府令で定める状況にあること。 |
| 知識や経験に欠けるなど、適当ではない顧客への勧誘は禁止されています。 |
| 第四節 経理 |
| (業務に関する帳簿書類) |
| 第七十八条 | 金融先物取引業者は、内閣府令で定めるところにより、その業務に関する帳簿書類を作成し、これを保存しなければならない。 |
|
| (事業報告書の提出等) |
| 第七十九条 | 金融先物取引業者は、事業年度ごとに、内閣府令で定めるところにより、事業報告書を作成し、毎事業年度経過後三月以内に、これを内閣総理大臣に提出しなければならない。 |
|
| 2 | 金融先物取引業者は、前項に規定する事業報告書のほか、内閣府令で定めるところにより、当該金融先物取引業者の業務又は財産の状況に関する報告書を内閣総理大臣に提出しなければならない。 |
|
| 3 | 内閣総理大臣は、公益又は委託者等の保護のため必要かつ適当であると認めるときは、金融先物取引業者に対し、政令で定めるところにより、第一項の事業報告書の全部又は一部の公告を命ずることができる。 |
|
| (説明書類の縦覧等) |
| 第八十条 | 金融先物取引業者は、事業年度ごとに、業務及び財産の状況に関する事項として政令で定めるものを記載した説明書類を作成し、毎事業年度終了の日以後政令で定める期間を経過した日から一年間、これをすべての営業所又は事務所に備え置き、公衆の縦覧に供しなければならない。 |
|
| (金融先物取引責任準備金) |
| 第八十一条 | 金融先物取引業者は、内閣府令で定めるところにより、金融先物取引責任準備金を積み立てなければならない。 |
|
| 2 | 前項の準備金は、金融先物取引の受託等に関して生じた事故によりその委託者等の受けた損失の補てんに充てる場合のほか、使用してはならない。ただし、内閣総理大臣の承認を受けたときは、この限りでない。 |
|
| (自己資本規制比率) |
| 第八十二条 | 金融先物取引業者(銀行、協同組織金融機関、保険会社及び外国保険会社等を除く。以下この条において同じ。)は、資本(外国法人にあつては、資本に対応する資産のうち国内に持ち込むものの額)、準備金(外国法人にあつては、国内の営業所又は事務所において積み立てられた準備金)その他の内閣府令で定めるものの額の合計額から固定資産(外国法人にあつては、国内の営業所又は事務所における固定資産)その他の内閣府令で定めるものの額の合計額を控除した額の、その行つている金融先物取引(外国法人にあつては、国内の営業所又は事務所において行つている金融先物取引)の当該金融先物取引に係る通貨等又は金融指標の数値の変動その他の理由により発生しうる危険に対応する額として内閣府令で定めるものの合計額に対する比率(以下「自己資本規制比率」という。)を算出し、毎月末及び内閣府令で定める場合に、内閣総理大臣に届け出なければならない。 |
|
| 2 | 金融先物取引業者は、自己資本規制比率が百二十パーセントを下回ることのないようにしなければならない。 |
|
| 3 | 金融先物取引業者は、毎年三月、六月、九月及び十二月の末日における自己資本規制比率を記載した書面を作成し、当該末日から一月を経過した日から三月間、すべての営業所又は事務所に備え置き、公衆の縦覧に供しなければならない。 |
|
| 第五節 監督 |
| 第八十三条〜第九十条(省略) |
| (受託等に係る財産の管理) |
| 第九十一条 | 金融先物取引業者は、受託契約等に係る金融先物取引につき、委託者等から預託を受けた委託証拠金その他の保証金については、内閣府令で定めるところにより、自己の固有財産と区分して管理しなければならない。 |
|
| 2 | 金融先物取引業者は、受託契約等に係る金融先物取引につき、委託者等の計算に属する金銭及び通貨等の価額に相当する財産については、内閣府令で定めるところにより、管理しなければならない。 |
|
| (資産の国内保有) |
| 第九十二条 | 内閣総理大臣は、公益又は委託者等の保護のため必要かつ適当であると認める場合には、金融先物取引業者に対し、その資産のうち政令で定める部分を国内において保有することを命ずることができる。 |
|
| (金融先物取引所等の会員等でない金融先物取引業者に対する監督) |
| 第九十三条 | 内閣総理大臣は、金融先物取引所の会員等となつておらず、又は第百四条第一項に規定する金融先物取引業協会(以下この条及び次節において「協会」という。)に加入していない金融先物取引業者の行う金融先物取引の受託等について、公益を害し、又は委託者等の保護に欠けることのないよう、金融先物取引所又は協会の定款その他の規則を考慮し、適切な監督を行わなければならない。 |
|
| 2 | 前項に規定する監督を行うため、内閣総理大臣は、金融先物取引所の会員等となつておらず、又は協会に加入していない金融先物取引業者に対して、金融先物取引所又は協会の定款その他の規則を考慮し、当該金融先物取引業者又はその役員若しくは使用人が遵守すべき規則の作成又は変更を命ずることができる。 |
|
| 3 | 前項の規定により規則の作成又は変更を命ぜられた金融先物取引業者は、三十日以内に、当該規則の作成又は変更をし、内閣総理大臣の承認を受けなければならない。 |
|
| 4 | 前項の承認を受けた金融先物取引業者は、当該承認を受けた規則を変更し、又は廃止しようとする場合においては、内閣総理大臣の承認を受けなければならない。 |
|
| (外国法人に対する特例等) |
| 第九十四条 | 金融先物取引業者が外国法人である場合において、当該法人に対する第七十九条第一項に規定する事業報告書の提出期限に関する特例、この法律の規定の適用に当たつての技術的読替えその他当該法人に対するこの法律の規定の適用に関し必要な事項は、政令で定める。 |
|
| 第六節 外務員 |
| (外務員の登録) |
| 第九十五条 | 金融先物取引業者は、勧誘員、販売員、外交員その他いかなる名称を有する者であるかを問わず、その役員又は使用人のうち、その金融先物取引業者のために次に掲げる行為を行う者(以下「外務員」という。)の氏名、生年月日その他内閣府令で定める項につき、内閣府令で定める場所に備える外務員登録原簿(以下「登録原簿」という。)に登録を受けなければならない。
|
|
| 2 | 金融先物取引業者は、前項の規定により当該金融先物取引業者が登録を受けた者以外の者に外務員の職務を行わせてはならない。 |
|
| 3 | 第一項の規定により登録を受けようとする金融先物取引業者は、次に掲げる事項を記載した登録申請書を内閣総理大臣に提出しなければならない。
| 一 | 登録申請者の商号又は名称及びその代表者の氏名 |
| 二 | 登録の申請に係る外務員についての次に掲げる事項
| イ | 氏名及び生年月日 |
| ロ | 役員又は使用人の別 |
| ハ | 外務員の職務を行つたことの有無並びに外務員の職務を行つたことのある者については、その所属していた金融先物取引業者の商号又は名称及びその行つた期間 |
|
|
|
| 4 | 前項の登録申請書には、登録を受けようとする外務員に係る履歴書その他内閣府令で定める書類を添付しなければならない。 |
|
| 5 | 内閣総理大臣は、第三項の規定による登録の申請があつた場合においては、次条第一項に該当する場合を除くほか、直ちに第一項に定める事項を登録原簿に登録しなければならない。 |
|
| 6 | 第五十八条第二項の規定は、前項の登録について準用する。 |
|
| (登録の拒否) |
| 第九十六条 | 内閣総理大臣は、登録の申請に係る外務員が次の各号のいずれかに該当するとき、又は登録申請書若しくはその添付書類のうちに虚偽の記載があり若しくは重要な事実の記載が欠けているときは、その登録を拒否しなければならない。
| 一 | 第五十九条第一項第九号イ又はロに掲げる者 |
| 二 | 第九十九条の規定により外務員の登録を取り消され、その取消しの日から五年を経過しない者 |
| 三 | 登録申請者以外の金融先物取引業者に所属する外務員として登録されている者 |
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|
| 2 | 第五十九条第六項の規定は、前項の規定により登録を拒否する場合について準用する。 |
|
| (外務員の権限) |
| 第九十七条 | 外務員は、その所属する金融先物取引業者に代わつて、その金融先物取引の受託等に関し、一切の裁判外の行為を行う権限を有するものとみなす。 |
|
| 2 | 前項の規定は、相手方が悪意であつた場合においては、適用しない。 |
|
| (登録事項の変更等の届出) |
| 第九十八条 | 金融先物取引業者は、第九十五条第一項の規定により登録を受けている外務員について、次の各号のいずれかに該当する事実が生じたときは、遅滞なく、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。
| 一 | 第九十五条第三項第二号イ又はロに掲げる事項に変更があつたとき。 |
| 二 | 第五十九条第一項第九号イ又はロのいずれかに該当することとなつたとき。 |
| 三 | 退職その他の理由により外務員の職務を行わないこととなつたとき。 |
|
|
| (外務員に対する監督上の処分) |
| 第九十九条 | 金融先物取引業者は、第九十五条第一項の規定により登録を受けている外務員について、次の各号のいずれかに該当する事実が生じたときは、遅滞なく、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。
| 一 | 第五十九条第一項第九号イ若しくはロのいずれかに該当することとなつたとき、又は登録の当時第九十六条第一項各号のいずれかに該当していたことが判明したとき。 |
| 二 | 金融先物取引業に関し法令に違反したとき、その他外務員の職務に関して著しく不適当な行為をしたと認められるとき。 |
| 三 | 過去五年間に次条第三号の規定により登録を抹消された場合において、当該登録を受けていた間の行為(当該過去五年間の行為に限る。)が前号に該当していたことが判明したとき。 |
|
|
| (登録の抹消) |
| 第百条 | 内閣総理大臣は、次に掲げる場合においては、登録原簿につき、外務員に関する登録を抹消する。
| 一 | 前条の規定により外務員の登録を取り消したとき。 |
| 二 | 外務員の所属する金融先物取引業者が解散し、又は金融先物取引業を廃止したとき。 |
| 三 | 退職その他の理由により外務員の職務を行わないこととなつた事実が確認されたとき。 |
|
|
| (登録事務の委任) |
| 第百一条 | 内閣総理大臣は、内閣府令で定めるところにより、協会に、第九十五条、第九十六条及び前三条に規定する登録に関する事務(以下この条、第百三条及び第百六条第五号において「登録事務」という。)であつて当該協会に所属する金融先物取引業者の外務員に係るものを行わせることができる。 |
|
| 2 | 内閣総理大臣は、内閣府令で定めるところにより、協会に所属しない金融先物取引業者の外務員に係る登録事務(第九十九条に係るものを除く。)を一の協会を定めて行わせることができる。 |
|
| 3 | 内閣総理大臣は、前二項の規定により協会に登録事務を行わせることとしたときは、当該登録事務を行わないものとする。 |
|
| 4 | 協会は、第一項又は第二項の規定により登録事務を行うこととしたときは、その定款において外務員の登録に関する事項を定めなければならない。 |
|
| 5 | 第一項又は第二項の規定により登録事務を行う協会は、第九十五条第五項の規定による登録、第九十八条の規定による届出に係る登録の変更、第九十九条の規定による処分(登録の取消しを除く。)又は前条の規定による登録の抹消をした場合には、内閣府令で定めるところにより、遅滞なく、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。 |
|
| 6 | 内閣総理大臣は、第一項の規定により登録事務を行う協会に所属する金融先物取引業者の外務員が第九十九条各号のいずれかに該当するにもかかわらず、当該協会が同条に規定する措置をしない場合において、公益又は委託者等の保護のため必要かつ適当であると認めるときは、同条に規定する措置をすることを命ずることができる。 |
|
| (登録手数料) |
| 第百二条 | 外務員の登録を受けようとする金融先物取引業者は、政令で定めるところにより、登録手数料を国(前条第一項又は第二項の規定により協会に登録する場合にあつては、協会)に納めなければならない。 |
|
| 2 | 前項の手数料で協会に納められたものは、当該協会の収入とする。 |
|
| (登録事務についての審査請求) |
| 第百三条 | 第百一条第一項若しくは第二項の規定により登録事務を行う協会の第九十五条第三項の規定による登録の申請に係る不作為若しくは第九十六条第一項の規定による登録の拒否又は第百一条第一項の規定により登録事務を行う協会の第九十九条の規定による処分について不服がある金融先物取引業者は、内閣総理大臣に対し、行政不服審査法(昭和三十七年法律第百六十号)による審査請求をすることができる。 |
|
| 第七節 金融先物取引業協会 |
| (金融先物取引業協会) |
| 第百四条 | 金融先物取引業者は、委託者等の保護を図るとともに、金融先物取引業の健全な発展に資することを目的として、金融先物取引業者を会員とし、その名称中に金融先物取引業協会という文字を用いる民法第三十四条の規定による法人を設立することができる。 |
|
| 2 | 前項に規定する法人(以下この節において「協会」という。)は、会員(以下この節において「協会員」という。)の名簿を公衆の縦覧に供しなければならない。 |
|
| (名称の使用制限) |
| 第百五条 | 協会でない者は、その名称中に金融先物取引業協会であると誤認されるおそれのある文字を用いてはならない。 |
|
| 2 | 協会に加入していない者は、その名称中に金融先物取引業協会会員であると誤認されるおそれのある文字を用いてはならない。 |
|
| (協会の業務) |
| 第百六条 | 協会は、その目的を達成するため、次に掲げる業務を行う。
| 一 | 金融先物取引業を行うに当たり、この法律その他の法令の規定を遵守させるための協会員に対する指導、勧告その他の業務 |
| 二 | 協会員の行う金融先物取引業に関し、契約の内容の適正化その他委託者等の保護を図るため必要な指導、勧告その他の業務 |
| 三 | 協会員のこの法律若しくはこの法律に基づく命令若しくはこれらに基づく処分若しくは定款その他の規則又は取引の信義則の遵守の状況の調査 |
| 四 | 協会員の行う金融先物取引業の業務に対する委託者等からの苦情の解決及び第百八条に規定するあつせん |
| 五 | 第百一条第一項又は第二項の規定により行う登録事務 |
| 六 | 委託者等に対する広報その他協会の目的を達成するため必要な業務 |
|
|
| (苦情の解決) |
| 第百七条 | 協会は、委託者等から協会員の行う金融先物取引業の業務に関する苦情について解決の申出があつたときは、その相談に応じ、申出人に必要な助言をし、その苦情に係る事情を調査するとともに、当該協会員に対しその苦情の内容を通知してその迅速な処理を求めなければならない。 |
|
| 2 | 協会は、前項の申出に係る苦情の解決について必要があると認めるときは、当該協会員に対し、文書若しくは口頭による説明を求め、又は資料の提出を求めることができる。 |
|
| 3 | 協会員は、協会から前項の規定による求めがあつたときは、正当な理由がないのに、これを拒んではならない。 |
|
| 4 | 協会は、第一項の申出、当該苦情に係る事情及びその解決の結果について協会員に周知させなければならない。 |
|
| (協会によるあつせん) |
| 第百八条 | 協会員の行う金融先物取引の受託等について争いがある場合においては、当事者は、その争いの解決を図るため、協会に申し立て、あつせんを求めることができる。 |
|
| 2 | 協会は、前項の規定による申立てを受けたときは、学識経験を有する者であつてその申立てに係る争い(以下この条において「事件」という。)の当事者と特別の利害関係のない者をあつせん委員として選任し、当該あつせん委員によるあつせんに付するものとする。ただし、あつせん委員は、事件がその性質上あつせんを行うのに適当でないと認めるとき、又は当事者が不当な目的でみだりにあつせんの申立てをしたと認めるときは、あつせんを行わないものとする。 |
|
| 3 | あつせん委員は、当事者若しくは参考人から意見を聴取し、若しくは報告書の提出を求め、又は当事者から参考となるべき帳簿書類その他の物件の提出を求め、適当と認めたときは、事件の解決に必要なあつせん案を作成し、その受諾を勧告することができる。 |
|
| 4 | 協会員は、前項の規定による求めがあつたときは、正当な理由がないのに、これを拒んではならない。 |
|
| 5 | 協会は、あつせんに関し要した費用の全部又は一部を、当事者から徴収することができる。 |
|
| (変更等の届出) |
| 第百九条 | 協会は、当該協会の役員又は協会員に異動があつたときは、遅滞なく、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。協会の規則(定款を除く。)の作成、変更又は廃止があつたときも、同様とする。 |
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| (協会員に対する制裁) |
| 第百十条 | 協会は、その定款において、この法律若しくはこの法律に基づく命令若しくはこれらに基づく処分若しくは当該協会の定款その他の規則に違反し、又は取引の信義則に背反する行為をした協会員に対し、過怠金を課し、定款の定める協会員の権利の停止若しくは制限を命じ、又は除名する旨を定めなければならない。 |
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| (秘密保持義務) |
| 第百十一条 | 協会の役員、職員若しくは第百八条第二項に規定するあつせん委員又はこれらの職にあつた者は、その職務に関して知り得た秘密を漏らし、又は盗用してはならない。 |
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| (内閣総理大臣に対する協力) |
| 第百十二条 | 内閣総理大臣は、この章の規定の円滑な実施を図るため、内閣府令で定めるところにより、これらの規定に基づく資料の提出、届出その他必要な事項について、協会に協力させることができる。 |
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| (立入検査等) |
| 第百十三条 | 内閣総理大臣は、前節及びこの節の規定の施行に必要な限度において、協会に対し、その業務若しくは財産に関して報告若しくは資料の提出を命じ、又は当該職員に、協会の事務所に立ち入り、その業務若しくは財産の状況若しくは帳簿書類その他の物件を検査させ、若しくは関係者に質問させることができる。 |
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| 2 | 第三十四条の二十の三第二項及び第三項の規定は、前項の規定による立入検査又は質問について準用する。 |
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| (監督命令) |
| 第百十四条 | 内閣総理大臣は、前節及びこの節の規定の施行に必要な限度において、協会に対しその業務に関し監督上必要な命令をすることができる。 |
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| 第五章 金融先物清算機関 |
| 第百十五条〜第百三十六条(省略) |
| 第六章 雑則 |
| (監督処分の公告) |
| 第百三十七条 | 内閣総理大臣は、第五十一条、第五十三条、第五十四条、第八十七条又は第百三十三条第一項若しくは第二項の規定による処分をしたときは、内閣府令で定めるところにより、その旨を公告しなければならない。 |
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| (受託等のための不正行為の禁止) |
| 第百三十八条 | 何人も、金融先物取引の受託等のため、偽計を用い、又は暴行若しくは脅迫をしてはならない。 |
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| 第百三十九条 | 何人も、金融先物取引所の開設する金融先物市場の相場を偽つて公示してはならない。 |
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| 第百四十条〜第百八十七条(省略) |